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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.11[CP10〜玉江駅]

続きです。

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.10[宗頭〜CP10]
http://alldreamnet.blog.fc2.com/blog-entry-1142.html
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CP10三見駅をでると,細い峠道を通る。
クルマでは通りたくない道だ。

山陰本線の線路を何回を越えてクネクネいく。


途中,宗頭で巻いたテーピングがきつすぎたため,
痛いとクリリンが言い出す。
テーピングを巻きなおし,リスタート。
リスタートするたびに,ズキズキくる。


そのズキズキを少しでも防ぐために,
靴下を2重履きしていたが,
浮腫んだ足をさらに圧迫したためか
かなり痛くなった。

靴下を片方脱ぎザックにいれた。
少しスッキリしたが,ズキズキ感は増した。。


山の中に私設エイドをだしてくれていた。
こういうときは人恋しいし,ありがたい。
話を聞いていると毎年出しておられるみたいだ。

早朝にソーメンをいただき,下山した。
玉江駅エイド(195.5)に5:00ごろ到着。
すでに,140キロのランナーが通りすぎて言っている。速い。


ここでも応援部隊と合流。

IMG_2680.jpg

どんどん人が増えているではないか。
大応援団になっている。ホントにありがとう。

玉江駅は,6:00までのエイドなので間に合ってよかった。
もう,薄明るくなってきたので,ヘッドライトはなしでいける。
二日目の夜を越えた。

昨年140を走っているころに,
2日目の夜に幻覚をみると言われてたが
他のランナーと話していたためか
幻覚は結局みることはなかった。


つづく。

| ラン | 16:53 | TOP↑

[タグ] 田中雅之さん

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.10[宗頭〜CP10]

続きです。

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.9[仙崎〜宗頭]
http://alldreamnet.blog.fc2.com/blog-entry-1141.html
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宗頭エイドをでるころには,
選手収容バスはもう出発していたし,
体育館で寝てるランナーもまだいた。

1:00に出れば,ゴールに間に合うという定説があったが,
今年ばかりはそれも信用できない。


宗頭エイドを出発して,CP9藤井商店(179.5)を目指す。
下見ではあっという間の距離だったが,距離があった。

宗頭エイドから,「いっしょにいきませんか」とお声をかけられた
川原さんと3人でいくことになった。


CP9藤井商店でチェックを行い,鎖峠に入った。
クルマでも唸ってた激坂をなんとか歩き,国道にでた。
しばらく,進むと大きな駐車場に私設エイドがり,
ランナーが貯まっている。
温かい飲み物もあり,縁石で座って飲んだ。

そこで,ひとりのランナーが倒れて,
頭を強くうったようだ。
しばらくして意識はもどったが,
みんなだいぶ限界に近づいているようだった。


少し山を下ると鋭角のカーブがあり
CP10三見駅(188.6)方面に向かう。
その角で応援部隊が待っていた。

分かりにくい角だったので,
係りの人が立っていると思ったが身内だった。。

真っ暗中白いカッパをきていた人がいたので,
亡霊の幻覚に間違われそうだ。


山大のアメフト部も合流してくれた。

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こんな朝早く?(夜遅く?)から
ホントにありがたい。


CP10三見駅駅までは比較的はしれた。
走りはじめると,足の裏も暖まり,すぐに走れるのだが
休んだときの最初の1歩が剣山を踏んだときのように痛い。
(実際には踏んだことはないが)

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おにぎりを補給し,出発する。

いよいよ,あとひとつ峠を抜けると,萩市街地に入れる。
そこに入ると,去年140キロ走ったコースに合流するため
気分的にもかなり楽になる。

その峠でもまたトラブルがひとつでてくることになる。


つづく。

| ラン | 16:52 | TOP↑

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.9[仙崎〜宗頭]

続きです。

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.8[CP6〜仙崎]
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仙崎エイド(152.2)をでると,
CP7静ヶ浦キャンプ場(158.3)へ向かい,
また仙崎エイド(164.4)にもどってくるまたまた,往復コース。

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この時点で2日目の夕方を迎えようとしていた。。


CP7静ヶ浦キャンプ場へ向かうため,青海島に入る。
ここは4つくらいのアップダウンを繰り返す。
雨はあがり走りやすくはなったが,徐々に薄暗くなっていく。

CP7静ヶ浦キャンプ場に着き,食券でカレーを食べる。
いっしょに走っていたクリリンが足が痛いといってたので
テーピングを巻き直すために靴下を脱ぐ。

マメがたくさんでき,水もたまっていた。
おそらく自分も同じような状況になってると思っていたが
そのときには,あえて見なかった。

彼もそれをみたショックか相当弱気になっていたし,
スピードも今後でないかなと思って作戦を考えることとした。


青海島を抜けて,仙崎エイドに着いたときには
疲労感がたっぷりだった。。。

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とりあえず,次の萩往還最大のエイド宗頭文化センター(176.2)に
向かうことしか思っていなかった。残り12キロ。

しかし,この体力での残り12キロ。
しかも暗闇での12キロは途方もない距離になった。


仙崎エイドで会ったランナーと共に歩きながら,走りながら・・・
あっているかどうかも分からない真っ暗な1本道をひたすら進んだ。

コンビニがあったので,道は間違っていないことは確信できたが,
そのコンビニからすぐ近くと思っていたがそこから相当はなれていた。。


やっとの思いで,宗頭文化センターに到着。
応援部隊も出迎えてくれた。

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到着直後にインタビューも…。


預けていた荷物で,
足のケアと食事・着替えを済ませすぐに出発することとした。


ここのエイドでは仮眠もできるし,リタイヤも出来る。
運命の分かれ道のエイドとなる。

今年は,宗頭文化センターの収容率が低いとのこと。
このエイドに到着するまでに,リタイヤしている人が多い
ということを示していた。


当初の予定では仮眠を1時間し,
1:00に出発予定だったが
0:00に出発となった。


ここから2日目の夜中を向かえることになる。

スタートから,30時間経過していた。


つづく。

| ラン | 16:51 | TOP↑

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.8[CP6〜仙崎]

続きです。

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.7[CP5〜CP6]
http://alldreamnet.blog.fc2.com/blog-entry-1139.html
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CP6の千畳敷をでると次の日置エイド(131.2)までは,
下りと比較的フラットな道のりとなる。

しかし,この濡れた靴で激坂を下っていくと
足の裏がさらにやられている感覚があった。
距離もそんなにないので次のエイドまでは,
がんばれる気がしていた。

日置エイドでは,ボランティアの子供たちが
カップヌードルを作ってくれた。

雨も降り,千畳敷で冷えた身体には休息のひと時だった。
靴を脱ぎ座敷に座っていると,足が固まっていくのが分かる。
あまり,休ませてはいけない足になってきたようだ。


日置エイドを出てしばらく(8キロ)行くと,
今回からの萩往還250の新コース
湯本温泉往復コース(8キロ)になる。

折り返し地点にCP7湯本温泉(144.8)がある。
あめはずっと降り続いていたが往復コースのため,
先に行ったランナーとすれ違う。

知らないランナーでもここまで走ってきた仲間。
がんばってきた仲間なだけにお互い声を掛け合う。


CP7湯本温泉につくと,去年の萩往還140の距離をすでに越えていた。
250のゴールしか見ていなかったため,特に意識はしていなく
いつの間にか越えてしまったという感じであった。

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レッドブルの差し入れ

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湯本エイドを出ると復路になる。
ここでも往路を行くランナーに声をかけながら行く。

知り合いのランナーが早く来ないかなと心配もしながら進んでいった。
距離的にはそんなにないが往復コースというのが
個人的には嫌いなコースである。

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次に仙崎公園エイド(152.2)を目指す。
ここまでのエイドも遠く感じた。

同じ8キロでも体調や気分によってこうも変わるものかと実感した。


つづく。。。

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.7[CP5〜CP6]

続きです。

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.6[CP3〜CP5]
http://alldreamnet.blog.fc2.com/blog-entry-1138.html
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立石観音をでると,ひたすら登り坂になる。。

少しいくと雨も上がり,日本海を一望できた。
風も心地よい。

遥か山の上に,風力発電の風車が勢いよく何機も回っている。
山の上は風が強いんだなと思いながら,
CP6の千畳敷(125.4)を目指した。

5キロくらい登ったころだろうか。

雨風が強くなってきた。
横殴りの風と雨で顔が痛い。
カッパのフードもかぶり,雨風を防いだ。
手もかじかんでいる。

途中に私設エイドがあり,味噌汁を提供してくれた。
身体も温まり,ホントに助かった。


千畳敷の看板が見えた。
ここからホントに激坂が待っている。
とてもじゃないけど,走れたもんではない。
歩くので精一杯の坂だ。

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その坂が2段階,3段階とある。
雨も強く,クツの中はずぶ濡れである。
こうなると,足の裏にマメがすぐに出来てしまう。


周りを見る余裕はあまりなかったが,
すぐ横で,来る途中で見上げていた風車を勢いよく回っていた。

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応援部隊も激坂で待ち構えてくれていて,
しんどいとこをしっかりと見られていた。

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テレビ取材も待ち受ける

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千畳敷の中に入ると,さえぎるものが何もなく
突風と横殴りの雨が身体にあたる。。。

チェックライターが千畳敷の一番端っこにあるのが悪意を感じる。。
命のつぎに大事な,チェックシートが風で飛ばされないように
気をつけながらチェックした。もちろんこれを失くしたら
ゴールまでいっても完走扱いにはならない。

晴れている年であれば,
ソフトクリームを食べて昼寝をするポイントのはずだが,
今年はあたりまえだが誰ひとりそんなことをしていない。

あとから聞いたが,ここで低体温になりリタイヤした人が多かったようだ。


このCPを越え,ようやく半分の距離を踏んだことになった。。
もう,足の裏の豆に水がたまっている感覚が分かりはじめてきた。


つづく。。

| ラン | 16:49 | TOP↑

[タグ] 田中雅之さん

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