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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.16[佐々並〜夏木ヶ原]

続きです。

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.15[旧村田蒲鉾店〜佐々並]
http://alldreamnet.blog.fc2.com/blog-entry-1147.html
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佐々並エイドをでると萩往還の魔物が現れる。
往路には現れず,復路に現れる。


夏木ヶ原キャンプ場(243.9)の最後の関門にいくまでの約7キロ。。
アスファルトで灼熱の坂が待っている。。

走れない坂ではないが,走りたくない坂。
ずっと見通せるため,心も折れる。
暑さのため蒸発した空気で,視界もゆがんで見える。
230キロ以上走破してきた我々には,走れる元気はなかった。

予定では少し走りながら,歩きながらでゴールする予定であったが
想像以上に体力と足を奪われていた。


しばらくすると,濱・中ちゃんが追いついてきた。
彼らは元気だ。

行きのときにいた一人がいない。
1升谷でダウンしておいてきたようだ。
たぶんもう走れないだろうといっていた。
人のことを心配している場合ではないが,
ほんの少しだけ気になった。


なだらかな長い長い長い長いロードを抜け,
夏木ヶ原キャンプ場についた。
私設エイドもあり,ひと休みすることができた。
これから少し登るが,ほとんど下りでいける。
ここからは早くいける自信があった。


看板標識も,「萩市」→「山口市」になった。
少し帰ってきた気がした。


つづく。

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[タグ] 田中雅之さん

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.15[旧村田蒲鉾店〜佐々並]

続きです。

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.14[CP14〜旧村田蒲鉾店]
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旧村田蒲鉾店から萩道の駅を通りすぎ1つ目の山に入る。

入る途中に70キロ参加していて
濱・亀・中ちゃんトリオに出会う。。

レインウェアを着ていため,
近くに来るまで気づいては貰えなかった。

お互いゴールまでがんばろうと言う意味で,手を上げてすれちがった。
いろいろ苦楽をともにしてきた仲だったので,
彼らとは,言葉はいらなかった。


途中で多くの人に,名前を呼ばれて声をかけられた。
疲れと眠気などなどで,満足に対応できなかった人もいるから申し訳ない。


1つ目の山を下りきり,川沿いに出たところで
座りこんでご飯を食べることにした。

山道の下りは想像以上に負荷がかかったようだ。
明木エイド(226.9)まであと1キロくらいのとこだった。

道中で,J倶楽部の人たちとであった。
今日の夕方,打ち上げを約束してるメンバーだ。
後日,うちあげでバーベQも開催してくれる。

出発前にアドバイスを求めると,
「あきらめるな」「がんばれ」だった。
アドバイスどおりになんとかここまでやってきた。

エネルギーを補給し,明木エイドまでなんとかたどりついた。

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熱いお茶を飲み,冷たいお茶を補給した。
このエイドで歩けチームの
のりちゃん,本庄谷さん,平松さんとすれ違った。

ここで関ちゃんたちもいた。
少し話をして,出発した。

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このエイドを過ぎると,2つ目の山がすぐにやってくる。
2キロくらい緩やかに続く1升谷だ。

どの色のゼッケンでも,
ここを全て走りきれるランナーはすごいと思う。


1升谷を向けるとロードコースに少しでる。
山の中とはいえさえぎるものがなく,
アスファルトからの反射する光も強い。
ここでかなりの体力を奪われる。。
いっしょに走ってきたクリリンもかなり,バテているようであった。


1升谷を越えてから佐々並エイド(236.8)まで
近い感覚であったが,なかなか着かなかった。

気分的なショックと体力的な疲労で,
佐々並に着いたころには予定時間を30分押していた。

ここで有名な佐々並豆腐を食べて,梅干しで塩分を補給した。
制限時間も余裕でクリア。


最後の関門の夏木ヶ原キャンプ場(243.9)を目指す。
残り3.5時間。歩いてもいけそうだが,フラフラの中出発した。

身体は傾いてはいないが,足はフラフラだった。
これから萩往還の最後の魔物が待っている。


つづく。

| ラン | 16:57 | TOP↑

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.14[CP14〜旧村田蒲鉾店]

続きです。

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.13[CP12〜CP14]
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CP14陶芸の村公園(216.6)で全てのCPが揃った。

あとは時間内にゴールするだけとなる。
チェックシートにチェックライターを押した横で
山大アメンフト部の関主将がいた。

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「ぜんぶ揃ったよ」と報告すると
「鳥肌立ちました。。。涙がでそうです」と。

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涙はゴールのときにとっておいてと言っておきました。


彼は数々のCPで応援に来てくれ,
チェックをするとこを見てくれてました。
最後の枠が埋まった瞬間に,アスリートとして何かを
感じとってくれたんだと思います。


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陶芸の村公園以降は,過去何回も通った道のり。
70キロのときにも,140キロのときにも通った。

4種類の種目がすれ違うコースとなる。

35キロ歩くコース(ピンクゼッケンF)
70キロ走るコース(緑ゼッケンC)
140キロ走るコース(青ゼッケンB)
250キロ走るコース(白ゼッケンA)

一目でどの種目にエントリーしているかが分かる。
緑青白は最後は同じ時刻が制限の同じゴールを目指す。


陶芸の村を出るとCのトップが返ってきた。。
あの萩往還の往路を3時間で来たことになる。。
すごい。。


自分たちの足はなかなか進まず,
重力に任せて進むだけになった。

萩市街地から萩往還道に入るまでに,大雨が降った。。
ついさっきまで晴れていたのにまたカッパの登場だ。。


市街地をゆっくりと走り,
旧村田蒲鉾店(220.8)の関門をクリアした。
ここまでは予定時間通り。


ここからひとつ目の山へ向かっていく。
いろいろなランナーから
「お帰りなさい。よく帰ってきました・・・」と声をかけられた。

声をかけられるたびに,涙が出そうだった。
一昨年は声をかけるほうだった。

白ゼッケンのぼろぼろの姿で帰ってくる姿に何回も感銘を受けた。
自分が今回はそれをみんなに与えられているんだろうか。
萩往還の醍醐味はこの道のりのような気がする。


つづく。

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.13[CP12〜CP14]

続きです。

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.12[玉江〜CP12]
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虎ヶ崎を後にし,復路コースを行く。
やはり出発するときには,ズキズキくる。
虎ヶ崎をでたらすぐにデコボコ道だったので
足の裏に結構ひびてきた。


虎ヶ崎から復路も,
虎ヶ崎に向かうAゼッケンの人たちと
すれ違い声を掛け合う。

千畳敷でずっといっしょだったランナーの方とも出会い握手をした。
まだまだ,気が抜けないけどよくここまで帰ってきたと。。

しばらく,進むと青ゼッケン(140キロ)のランナーもすれ違いだした。


伊藤さんともすれ違った。
去年の自分たちよりも相当早いペース。

完踏は間違いない,いつ追いつかれるか
ヒヤヒヤしていたくらいだったが,
伊藤さんは,結局涙を飲んだ。
途中,萩往還の魔物につかまったみたいだ。

トレイルランナーのマックさんも140キロの出場。
早い段階で出会って,抜かれていった。
この時間帯にこの場所で会えたことに感動していたようだ。
マックさんも十分にすごいタイムだ。


CP13金照苑(215.7)に到着。
そしてすぐにCP14陶芸の村公園(216.6)がある。

ここからは,緑ゼッケン(70キロ)のランナーとも合流し
いっしょにゴールを目指す。。


つづく。

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.12[玉江〜CP12]

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萩往還 250km レポート by 田中雅之さん VOL.11[CP10〜玉江駅]
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玉江駅エイドを過ぎると,
あとは知っている道なので気分は楽だ。

目標としては6:00に玉江駅を通過すれば,勝算はあると見ていた。
それよりも1時間巻いている。

萩城跡を横目に,CP11浜崎緑地公園(198.5)をめざす。
ここは,昨年見落としそうになったところだが,
今年は絶対大丈夫だ。

緑地公園とあるが,ただの公衆トイレである。

CP11でチェックをし,
CP12虎ヶ崎・つばきの館(207.4)に向かう。

玉江駅エイドから,その区間全くエイドがないため
自動販売機やコンビニを利用する。
朝日がまぶしくなってきた。


虎ヶ崎から返ってくるAゼッケンの人たちとエールを交わす。
ここまで来るとみんな友達のような感覚だ。
自分たちもCP12をめざす。

ここで食べるカレーが楽しみだ。
CP12に入る前に大きな坂があったか歩いたり,
走ったりすることができた。


CP12に到着。
カレーでおなかも満たされた。
ここまでくるとあとフルマラソンの距離。

距離的にはたいしたことがないが,
のこり30キロで最大の難所萩往還が待っている。

カレーは少しだけ遠慮して,普通盛りにした。
今,考えると大盛を食べておけばよかったと後悔している。


つづく。

| ラン | 16:54 | TOP↑

[タグ] 田中雅之さん

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