[中原恭恵選手]鎮江金山湖国際トライアスロン大会 レポート
本当に励みになりますよねヽ(´▽`)/。
日本全国のみならず、海の向こうでも
頑張ってるお仲間さんがいますよ(^o^)/。
今日はトライアスリートの中原恭恵選手が
中国での大会レポートをお送りしてくださいましたので
ご紹介させて頂きますね!!
まずは4/27の2014年 鎮江金山湖国際トライアスロン大会から。
こちらに出場された中原選手、
見事エイジの部で女子総合一位を獲得されました。
おめでとうございますーー(^o^)/
先を見据えていらっしゃることが
とても良く伝わってくるレポートです。
それでは早速♪
中原選手、おめでとうございます!!日時:2014年4月27日
開催地: 鎮江金山湖,中国
天気:雨時々曇り
気温:18度
水温:17度
結果:エイジの部 女子総合第一位
時間:2時間20分5秒
(スイム:27分50秒 バイク:1時間7分30秒 ラン:44分44秒)
※*トランジットは前の種目に含む
今回の遠征は、北京から上海へ飛び、
上海から鎮江へ高速鉄道で移動しました。
北京、上海ともに、もう気温25度とあたたかく夏の陽気でした。
しかし、鎮江は天気が悪く、到着した日も雨が降っており、
上着が一枚必要なくらいの気温の違いがありました。
到着した日からの雨の影響で、
低い水温がさらに日に日に下がって、当日の水温は17度でした。
雨がぱらつきながらのレーススタートでした。
入水したとき、銭湯の水風呂にいきなり入ったくらいの冷たさで、
体が固まりました。
今まで経験してきた中で、一番水温の低いスイムだったと思います。
スイムは、寒さもあって、
腕が思うように動かず呼吸もしんどく感じたので、
無理のないペースで行こうと泳いでいました。
先にスタートした男子選手の後方選手を抜いていく際、
何度かバトルになり、水を飲んでゴーグルにも水が入って
止まって直したりしてしまいました。
前方に速い選手がいたので、
落ち着いて泳ぎながらもその選手から離れないように意識していましたが、
結局差がついてのスイムパートになりました。
スイムからバイクへのトランジットは、
スイムで先行されてしまった焦りを気にしないように冷静になったので、
いつものように息が上がることなくバイクに移れました。
バイクでは、冷え切った体で足を動かそうとして、
乗ってすぐに太ももがつりそうになりました。
フラットなコースだったのですが、
風が少しあり、今回は体が冷えているから
重いギアを踏むとまたつりそうになるかもしれないと思い、
軽いギアで回転数を多くして回して乗る作戦にしました。
そうすると、今取り組んでいるフォームも意識して乗ることができました。
しかし、終始体があたたかくなる感覚がなく、
逆に水を飲んだら腹が冷えて痛くなるのではないかと心配になり、
ボトルの水を一滴も飲まずに終わりました。
バイクでは、寒さはありましたが、
自分の思っていたライド感覚でしっかり力が出せたと思います。
バイクからランへのトランジットで走ったときに、
自分が思った以上にバイクで足を使ってしまったように感じました。
同時に、レースが始まってから給水を1度も取っていないので、
寒いとはいえ足が持つだろうかと心配になりました。
ランに移って最初のエイドで水を一口飲みました。
バイクの高回転ピッチを活かして、
今取り組んでいるフォームを意識して
ピッチを速く刻むように走り始めました。
しかし、水を取ったことが裏目に出てしまったのか、
2周回のランの1周回目の後半で腹痛が出てきて、
着地するのも痛いくらいになりました。
折り返し地点がどこか分からなくなり、
コースアウトして保安警察に誘導してもらうミスもしてしまいました。
そこから、もう水は取らないと決めて
腹痛が落ち着くまでペースを落として走っていると、
2周回目にだんだん落ち着いてきて、
後半からラストはペースを上げていくことができましたが、
いつもの強いラストスパートを見せることができませんでした。
2時間20分5秒のリザルトを見て、
今シーズン1戦目に当たる今回のレースは
トータルタイム2時間20分切りを目標にしていたので、
ランでコースミスしていなければとか、
ラストスパート粘れていたら20分切りが達成できたなと、
少し悔しかったです。
この1戦目のレースで、
今の自分の状態を知ることができたのと同時に、
トレーニングがうまくできている点と反省課題が見えました。
自転車で活躍していくビジョンを持っているため、
自転車に重きをおいて練習している分、
スイムはほとんど練習ができていませんでした。
レースでも練習結果がそのまま反映されていると思いました。
自転車は、女子選手で1時間10分切りがいなかった(2位は1時間11分)ので、
実力はついてきていると実感し、
改善しているフォームで乗ることができて出たタイムなので、
良かったと思います。
スイムは練習量を上げることが必要だと実感しました。
ランは、改善しているフォームでピッチを刻んで走れたのは良かったですが、
まだ自分でペースを上げていく力がないと思いました。
もし、前方に先行する選手がいたときに、
追いかけていく走りができないので、
ランではフォームを意識しつつ、
しっかり力が伝わる走りをトレーニングで鍛えていきたいと思います。
体のコンディションとして、
改善しているフォームでパフォーマンスが良くなっている一方、
腰が非常に痛くなってしまいました。
体の使い方と痛みの改善も、
トレーニングと同時にしっかり行っていきたいです。
そして本当にお疲れ様でした。
今年は日本も気温の寒暖差がとても激しいように感じていますが、
まさに中国の大陸の広さを感じますね。
体調管理、大変かもしれませんが
コンディションがイイ形に整えられますように。
それにしても…大会に出場されつつ、
自分のレースをここまで冷静に分析されているのを見ると
さすがだなぁと思います。
ご自身で洗い出された課題をひとつひとつクリアして
目標レースでベストが出されますように。
トライアスロンってやっぱりどの種目も
調子を整えないと…という意味あいからしても
本当にすごいなぁって思っちゃいます。
なにはともあれ、ビジョンをしっかり持たれて
今年の目標に向かって邁進されてる様子が伝わってきました。
今後の大会もますます楽しみですね!!
たくさんのパワーを頂きましたよ(^o^)/
引き続きファイトです♪
広島から熱く!応援していますねーー。
皆様も応援よろしくお願いしますヽ(´▽`)/。
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