[全力男子]山口100萩往還マラニックレポート by 田中雅之さん
ですが…こういうときこそ頑張って行きましょうね。
みなさんにとって今日も素敵な一日になりますように。
さて!そんな中パワー貰えるレポが届きました!
山口100萩往還マラニックで140kmに挑まれた、
全力男子 田中雅之さんからのレポートです。
ここで少しおさらいしておくと…
萩往還のコースはこんな感じです。
250km(5/2〜5/4 制限時間48時間)
140km(5/3〜5/4 制限時間24時間)
70km(5/4 制限時間12時間)
+
歩き35km(5/4 16:30までにゴール)
つまり、140kmのコースは制限時間24時間。
文字通り寝ないで走るんですよ〜。
昼夜通して頑張るって想像するだけでも過酷ですよね。
しかも距離も半端ない!!
…ですが、歩きながらすれ違った田中さんたちは
とってもパワフルだったのが印象的でした。
そのすごい過程と思いが伝わってくるレポートです。
ぜひご覧くださいね。
それでは早速♪
本当に本当にお疲れ様でした!!萩往還140・・・
自分のウルトラはここから始まりました。
140を今年完踏するために、
いろいろなウルトラにも挑戦してきました。
そしてこの日・・・
GWはこの装備の準備のため、作戦のために費やしました。
夜中走るので装備がどれだけあるかがキモだと思います。
とはいえ、担いで走るので最低限にしときたい。
荷物ポイントでの荷物の置き方など
作戦が重要になります。
準備がつまったリュック
140kmと250kmではネームバッジと
チカチカ点滅する夜用の缶バッジも支給されます
スタート前はうどんで・・。
5/3 18:00
540名エントリー。出走は500名くらい?
スタート前の雰囲気
ウェーブスタートでだいたい6ウェーブ目からスタート。
萩往還恒例のエイエイオーでスタート。15分後くらい。
最初50キロは瑠璃光寺(山口県庁)から南下。
距離調整用の川沿いを走り防府駅付近の英雲荘まで。
萩往還道の端っこは防府天満宮の前です。(最近知りましたが。。)
英雲荘までの順位は、100位。
結構ハイペースでいってます。
夜中のエイドでうどん
たぶん、22時半くらい
そこからまた瑠璃光寺付近の山口福祉センターに戻りました。
この時点で約50キロ。
この時点で12時過ぎ。
まずまずのタイムです。
少し補給して、厚着して12:20には出走。
夜の萩往還に突入です。
真っ暗でなにも見えないので
ヘッドライトとハンドライトを併用。
真っ暗な分,星空がすごくきれいでした。
佐々並エイド
明木エイド
萩にでたころにちょうど、日が出て明るくなってきました。
予定よりも1時間まいてます。
次なる目標は、萩市内を回って日本海が見える虎ヶ崎です。
約20キロの道のりです。
平坦なので楽かなと思ってましたが,
日が出てきて遮ってくれるものもなく,
エイドもなくしんどかったですね。
水分不足で目標直前で自動販売機で買ってしまいました。
ここで虎ヶ崎CP到着が8:50。
虎ヶ崎にて
おなかもペコペコだったんで、大盛カレーを頂きました。
超大盛りで元気になりました。
頂いた大盛りカレー
ここでも予定を巻いて、残りフルマラソン程度。。
距離的にはゴールが見えてきましたが,
まだ裏萩往還が待っているんで油断は禁物です。
次の目標の陶芸の村公園へ。。
ウルトラマラソンはゴールを目標にすると気がなえるので
次のCPを目標にするとよいかもです。自分はそうしてますね。
140kmと250kmではチェックシートがあり
チェックライターしてもらうことが必要です
陶芸の村公園到着は9:30。
ここで夜用の服から昼用の服に着替えて再スタート。
ここからは,70キロや35キロ歩けの選手とすれ違います。
すれ違うたびに、おかえりなさいとか、拍手で迎えられました。
ゼッケンの色を見るとその選手が何キロのエントリーかわかるからです。
白(250キロ)、青(70キロ)、緑(70キロ)、ピンク(35キロ)など。
「ありがとうございます」と手を振りながら返して
萩往還の帰りを進みました。
知り合いの仲間とも何人もあいました。
すれ違いや追い抜きのときに声をかける、
かけられるというのはすごく元気になりますね。
ウルトラマラソンの鉄則ですね。
萩往還降りきったところで
110キロを越えてからの後半は緩やかなのぼりばかりで、
ほとんど歩きましたが制限時間には余裕をもってゴールできました。
走っていればあと1時間は早かったかもしれませんけど、満足です。
ゴール目前で
ゴールに向かってラスト!
完踏!!
完踏証
22時間15分42秒の旅お疲れ様でした!
ゼッケン
完踏メダル
裏に刻印もあり、ストラップの色も距離で違います。
選手名簿のパンフレット
参加賞のタオル(70km以上。歩きは靴下です)
帰ってみたら足がパンパンに浮腫んでいました。
これも称号ですね。。
70キロくらいから違和感はあったんですが
がんばりました。
途中,私設エイドでビールを飲んだせいか
今回の萩往還の魔物は手ごわくなかったように思います。。。
今回も多くの仲間と知り合うことができました。
関係してくれたすべてみなさんに感謝ですね。
ウルトラマラソンは順位ではない。
完走できなくても走り終わったところがウルトラマラソンです。
終わってからもエネルギー補給。
夜の締めラーメン
帰りにいつも食べるばりそば
最後に…
250キロゴミ袋を持って
ゴミを拾いながら走った
taruさんは尊敬いたします。
taruさん
すごい人です。
きっとギネスものでしょうね。。
そして完踏おめでとうございますーー!!
ただただその言葉しか出て来ませんね…。
さらりと書かれていますが本当にすごい旅だと思います。
ずっと思ってこられた自分にとっての目標を達成されて感無量でしょうね。
別途田中さんは
「走った距離はうらぎらない。でも走った自分を自分で裏切らないでほしい。
そんな思いで走りました。」とも言われてましたが
本当に普段からの熱い思いと練習の賜物なんでしょうね。
当日楽しめるよう普段からの頑張りがこういう結果につながるんだなとも思いました。
当日からこのレポートまで
本当に随時たくさんのパワーを頂きましたよ!!(^o^)/
ありがとうございますーーー。
ますますこれからいろんなことを感じながら
ウルトラを走られるんでしょうね。お話が聞けるのが今から楽しみです。
私は35kmを歩いたのですが、山の中を歩いてるとき、
結構ポンっと急に穴が道のど真ん中に出て来たりして、
昼間でもうっかりしてたらはまりそう…ってことありました。
「これ、夜だと真っ暗で本当に見えにくいから危ないよね」
なんて言いながら歩いてたんですが
夜も走られる、140kmや250kmって
自然の中で起こりうる様々なことを想定して
また注意しながらも、その上で
果敢に攻めていくってことが必要になるんでしょうね。
140kmって距離を走れる体力と脚力だけでももちろんすごいんですけど
それだけじゃ完踏は出来ないんだなーっていうか、
完踏出来るって本当にいろんな要素が全部クリア出来てのこと
なんだなぁって歩きながら感じました。
もちろん、気力というかメンタルも含めて。
もちろん、私が感じたことはあくまでも想像の域を超えません。
だってやってないから。
でも、こうして実際に頑張られた方にお話聞ける機会があり、
また一層感じれる機会があるというのは本当にありがたいことです。
改めて選手みなさんにリスペクトですね。
「ウルトラマラソンは順位ではない。
完走できなくても走り終わったところがウルトラマラソンです。」
…という言葉にも感動しちゃいました。
本当に本当にお疲れ様でした。
うわ、足!!すごいことになってますね。
早くよくなりますようにーー( ̄人 ̄)。
ホント、これもまた勲章…
すべてが勲章ですね。ゆっくり休めてまたファイトです♪
応援していますねーーー!!
缶バッジをリュックに着けてくださってありがとうございました。
その過酷な旅のお供にしてもらって感激です!!
ありがとうございますーーヽ(´▽`)/
そしてご紹介されていたtaruさんもすばらしい方ですね。
ゴミを拾いながら最終ランナーで頑張ってる方が…というのは
トレランでもいらっしゃるとお聞きしたことがあります。
250km自分のためだけじゃなく活動されながら走られるなんて。
本当に心から一人の人として尊敬致します。
本当の優しさって強さやたくましさも必要だと思いますが
まさにそういう方なんだろうなと思いました。
私なんて簡単にへこたれるので恥ずかしいくらいですが…
私も活動を心から応援したいと思います。
さて、田中さんの次の大会はランではなく自転車です。
5/25 第3回瀬戸内しまなみ海道サイクリング尾道大会~銀輪パラダイス~
今年はロングの距離もさることながら
新たな分野へも果敢にチャレンジされる田中さん。
ますますのご活躍楽しみにしています!
引き続き怪我なくファイトです!!ヽ(´▽`)/
応援していますよー!!
皆様も応援よろしくお願いします。
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