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[全力男子]kazooさん in 千羽海崖 トレイルランニングレース

今週末はお天気に恵まれてよかったです。
今日、広島では「天皇盃 全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」が行われ、選手たちの熱き戦いが繰り広げられていましたね。私はお仕事だったのでテレビでチラ見応援していました。

さて、そんな中、徳島で行われた、千羽海崖コースタル・トレイルランニングレースにて、熱いレースをされてきたkazooさんからすばらしいレポが届きました(^o^)/

kazooさん本当にありがとうございます。

読んでいるだけで情景が浮かんできてわくわくしますよ。
それでは早速♪

1月20日に徳島県で行われた、
千羽海崖コースタル・トレイルランニングレース2013に参加しました。

海に面した、切り立った崖の遊歩道(といってもかなりきつい)をメインに、
ロングコースとショートコースがあり、
僕は33.4km,累積標高2,437mのロングコースでの参加です。

階段攻略が必要なレースなので、この大会に合わせて、
正月明けに岡山で一番高いマンション(地下含め30階)の非常階段を使わせて頂き、10往復のダッシュを行い、見事にふくらはぎの腱を痛めました。
なので練習はスイムやバイクがメインで、
ランの練習も足に負担が無いように、
ジムのルームランナーを最大傾斜にして走りました。

昨年は8位。年代別では優勝でしたが、今回は総合3位以内の入賞狙い。
故障対策はテーピングと痛み止めの薬を使用。
いつも前半突っ込み過ぎなので、今回の目標レース展開は、
疲れない程度で、先頭が見える範囲でついていき、
後半に勝負をかける作戦です。
GPSで距離やタイムは分かるのですが、今回は参考にせず、
代わりに、現時点での標高を目安に走ります。
もう一つペースを作る為の、最も重要視した指標があるのですが、
ここでは内緒です☆
足首が痛みだしたら、リタイヤです。


レーススタートして、先頭集団は予想よりも速いペースで、
必然的に僕もそのペースについていきます。
2キロ程進んだところで、後ろはほとんど見えないくらい離れていましたが、
後ろの方から誰かが叫んでいます。
「コースミス!先頭コースミス!」
優しい方が、先頭集団がミスコースをしているのを叫んで教えてくれました。
前にランナーが入ると、それについていき、標識を見失うことがあります。
特にハイスピードで進む先頭ランナーは、こういうことがよくあります。

慌てて引き返し、もとのコースに戻ると、
下から登ってきた沢山のランナーと鉢合わせ、
なかなかペースがあがりません。
隙をみてどんどん追い抜き、気付けば先頭を走っていました。
その後3人の選手に抜かれ、視界が開けるところで
3人が視認出来るくらいの感覚でレースを運びました。
しかし、レース中盤の400mの急な登り坂で一気に差を付けられ、
トップとは9分差。
それをまた一気に下り、別のルートから同じ400mの登り坂で
全くペースの落ちないランナーに追いつかれ残り19キロで暫定5位。

前を走る4人の方のうち、走り方や息づかいをみて、
追いつけそうにない方が2名、
1名は、もしかしたら追いつけるかもしれない、
もう1名は、ゴールまでには体力が切れるだろう。
前の選手は見えないので、あとは、最高のパフォーマンスを出して、
結果を待つしかありません。
残り5キロで、体力が切れると思っていた方に追いつき、暫定4位。
しかし、最後まで姿を確認することはできず、そのままの順位でゴール!

記録は3時間37分16秒。3位まで、あと4分。
目標には届きませんでしたが、景色もコースも最高に楽しめたレースでした。

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写真はゴール後、特製特大塩おにぎりでエネルギー補給!

こちらのサイトに、おやおや、昨年出場のアフロが掲載されています。
http://shikokunomigishita.jp/docs/2012090300012/

kazooさん、ありがとうございます。
そしてお疲れ様でした!おかえりなさい。

それにしても、トレイルランって事前準備力なんだなぁ…と。
レース戦略はもちろん、トレーニング対策、
持って行くもの…本当に様々なことを
考えておくって大切なんですね。
kazooさんのレポを読ませて頂くと毎度なるほど!の連続です。

ふくらはぎの具合はいかがですか?
今回も累積標高2,437mなんて!想像するだけでもすごい…。

kazooさんの目標にはあとひとつ届かなかったとのことですが、
4位だなんてすばらしい!しかもkazooさんのことですからきっとこのレースでもまたプラスになる要素を見つけてこられていらっしゃるはず。
今後のレースも楽しみです!!

徳島、景色も素敵そうですねー♪
今後もご活躍楽しみにしています。
またトレイルランの魅力をぜひ伝えてくださいね。


そして、「UTMFまで100日を切りました。」とのこと!

そうです、kazooさんは日本最高峰と言われる
ULTRA-TRAIL Mt.FUJIへの出場権を獲得されていらっしゃるんですよ!!

ウルトラトレイル・マウントフジとは…

距離161km、累積標高9,000m、地元2県10市町村の協力により開催される日本初の100マイルトレイルレース。世界最高峰ウルトラトレイル・デュ・モンブランとウルトラトレイルの精神を共有する世界初の姉妹大会です。
- by オフィシャルサイト

もうすごすぎて私の想像のキャパ超えちゃってます(≧▽≦)。
ただただ、出場される皆様を尊敬します。

オフィシャルサイトはこちら >>
http://www.ultratrailmtfuji.com/


UTMFに向けてもファイトです(^o^)/
kazooさん、今後も応援していますよー。
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| トレイルラン | 23:55 | TOP↑

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[全力男子]kazooさんが2013年のULTRA-TRAIL Mt.FUJIに!

第19回東山三十六峰マウンテンマラソンのレポをお送り下さった
トレイルランナーのkazooさん。

1211IXY_128.jpg

なんと!!
2013年のULTRA-TRAIL Mt. FUJI
UTMF(100マイル)の出場が決まったそうです


おめでとうございまーす(^o^)/
全力応援させて頂きますね♪


大会のことも少しご紹介しておきますね。

ULTRA-TRAIL Mt.FUJI(ウルトラトレイル・マウントフジ)
2013.4.26(金)〜4.28(日)

UTMF
距離 161km
累積標高差 約9,000m
制限時間 46時間
募集定員 800人

地元2県10市町村の協力により開催される日本初の100マイルトレイルレース。世界最高峰ウルトラトレイル・デュ・モンブランとウルトラトレイルの精神を共有する世界初の姉妹大会ということです。

オフィシャルサイト
http://www.ultratrailmtfuji.com


ちなみにこの大会、だれでもエントリー出来るものではなく、
条件がある大会なんですよ。
kazooさんが出場されるUTMFは、
2010年1月1日以降に、100km以上のトレイルランニングレースを1回以上完走、
あるいは70km以上のトレイルランニングレースを2回以上完走していること
…という条件をクリアしていないといけません。
その上で抽選により決定されるそうです。
このスタートラインに立てることだけでも本当にすごいですよね。


2県、10市町村にまたがってのコースというだけでも
スケールの大きさを感じちゃいます。
しかも累積標高差が9,000m!想像のキャパ超えまくりです〜。
でもぐる〜っと富士山をまわっていくだなんて
壮大かつすばらしい自然との出会いがあるんでしょうね。
出場される選手の皆さんそれぞれに体感されることって
きっとすごいんだろうなあと想像します。
出場されたからこその…ということがいっぱいあるんだろうなあ。


イメージがしやすいと思うので2012年のコース図もご紹介しておきますね。
2013年のコースはまだオフィシャルに出ていないので
発表があったらご紹介しようと思います。

[参考:2012年コース図]
http://www.fujisan.ne.jp/up_img/info/778/if_ex_f_00000001.pdf

うーん、壮大…。


以前お寄せ頂いたメッセージの中で、今年(2012年)はこのウルトラトレイルマウントフジのショートコースに出場されたこと、そして来年(2013年)はロングコースを完走することを目標とされていることをお話ししてくださっていたkazooさん。

[全力男子]トレイルランナー kazooさんからのメッセージ
http://alldreamnet.blog.fc2.com/blog-entry-330.html


いよいよそのときがやってくるのですね。
すべてにおいてkazooさんにとってすばらし時になりますこと、
心よりお祈りしています!!


その前の1月の千羽海崖コースタル・トレイルランニングレースも
ファイトです(^o^)/応援しています。

| トレイルラン | 13:43 | TOP↑

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[全力男子]kazooさん in 第19回東山三十六峰マウンテンマラソン

今日も寒かったです…が、
日中は比較的ましだったような気がします。

…慣れてきただけでしょうか σ( ̄∇ ̄)。

しかし今日も届いたインフォはHOTですよ!!

12/9の第19回東山三十六峰マウンテンマラソンに参加された
全力男子 kazooさんからレポが届きました!!

1211IXY_128.jpg
どりぷろ旗を持って下さっているkazooさん


kazooさん、おかえりなさい!!(^o^)/
いつもありがとうございます。


それでは早速ご紹介しますね。

12/9に京都で行われた、
第19回東山三十六峰マウンテンマラソンに参加してきました。

今回の大会概要、装備はこんな感じです。

・距離 31.5km
・累積標高 1,300m
・コースの80%が山道
・制限時間 5時間30分
・参加者 1,100人強
・走力で7グループに分けられ、今回は一番前のSクラス
・当日朝の気温 0℃
・エイドステーション 3箇所
・ウエア 上はインナーとノースリーブのシャツ、
・下は短パン、頭はアフロとサンバイザー
・シューズ モントレイル
・ザックやドリンクはナシ。ジェルタイプの補給食と塩を持参。


寒さが今回のポイントでしたが、
30km程度の大会はかなりの高速レースになるのと、
エイドが3箇所あるので、今回はウエアも装備も最軽量で臨みました。

また、昨年出場しコースもなんとなく把握できるので、
「もしかしたら必要かも」というようなものは、一切省きました。


序盤の数キロは道幅のある場所ですが、
そこを頑張らないと、登山道に入ると前がランナーで詰まってしまい
ペースをあげられなく場合がある為、最初はとにかく飛ばして走ります。
12,3番目の位置で山に入り、詰まることなくレースを続けました。


僕は登りが苦手で、いつも登りで順位を落としていましたが、
今回は登りを重点的に練習し、登りで順位をあげていきました。
練習は、山道で登りを歩かず走りきったり、
ジムのルームランナーで傾斜をつけてひたすら走ったりしました。
傾斜を一番きつくして、
フルマラソンより長い距離も走ったりした日もあります。


下りは、惰性に任せてとにかくダッシュです。
ただし、普通の坂ではなく、デコボコ、クネクネした山道なので、
一歩一歩命がけです(笑)


コース最高峰の大文字山山頂からは、
京都市街を一望できる素晴らしい景色です。
たくさんのハイキングの方が休憩している所に、
元気に走って登ってくるランナーが現れるので、皆さん凄く驚かれます。


8位で後半に入り、ここからもっと攻めていこうと思っていましたが、
前半がオーバーペースだったようで、
計画していたようなペースでは進めませんでした。

ジェルの補食一つだけの持参で、エネルギー切れで起きるハンガーノックや、
水分不足による脱水状態の心配はありましたが、
大きく崩れることなく、最後まで走り切ることが出来ました。

写真
kazooさんのお友達さん撮影のお写真
素敵なショットですね!


記録は2時間32分57秒。
総合10位。
昨年の自己記録より17分の大幅更新になりました。


次は、1月に徳島で行われる、
千羽海崖コースタル・トレイルランニングレースに出場します。
今回怪我もなく、そして新たな課題も見つかったので、
それを克服して、自信をつけてまた臨みたいと思います。


トレイルランは、僕のレポートだけだと
きついスポーツのように思われるかも知れませんが、
多くの人は新しいアウトドアアクティビティとしてトレイルをしています。
写真を撮ったり、おにぎりを食べながら、景色を楽しみながら行えます。

広島でも来春大会があるみたいですよ☆
興味ある方は、是非エントリーしてみてください。
http://www.setouchi-itrail.com/


広島市内の白島に、ランプラスというトレラン専門店もあります。
ここでいろいろアドバイスを受けるのも、いいかもしれません。

ありがとうございます!レースの様子を想像するだけでもわくわくしました。

総合10位☆そして自分越えの記録!おめでとうございます!!

この寒波で京都…寒そうだなとは創造していたんですが、
朝の気温0℃だったんですね!!{{ (>_<;) }}ひゃー。
本当にお疲れ様でした。

ハイキングの方たちがビックリするのってなんかわかります。
突然ランナーさん出てきたらビックリですよね(笑)。
でもなんか楽しい偶然ですよね、こういうのって。

kazooさんのメッセージを拝見していると
やはり、本当にひとつひとつのレースでの経験が大切なんだなぁと。
経験が成せる技というか、逆に言うと情報はたくさん溢れている現代においてでも経験しないとわからないことっていっぱいあるんだろうなというか。やっぱりやってみて自分で感じることって大事なんだなと改めて気付かせて頂きました。

練習でも傾斜で走られるんですね。
また様々なインフォもありがとうございます!!

これからトレイルランやってみようかなと思われてる方や、トレイルランのためにどんな準備するのかなと思われていらっしゃる方にとっても、装備も練習も本当に参考になることが盛りだくさんなんじゃないかなと思ったりしました。

私はランナーさんじゃないですが、
応援行ってみたいなぁとkazooさんのレポを見て思いました^^。
本当に元気とパワーを頂きました!ありがとうございます。


次は徳島なのですね。
kazooさんならまた自分の課題を御自身で超えられると思っています。またすばらしい体験をしていらしてくださいね。今後も応援しています!!
お話しを伺えるのを楽しみにしていますね。


皆様、応援よろしくお願いします♪


========

☆ kazooさんんからのインフォおさらい ☆


▼広島で来春行われるトレイルランとしてご紹介くださったのは…

瀬戸内アイランドトレイル in 呉・上蒲刈島
http://www.setouchi-itrail.com/

2013.3.31(日) ロングコース22km / ショートコース 11km


▼広島のトレイルラン専門店

RUN+(ランプラス)さん
広島市中区白島中町14-32 Seibu bldg.
082-224-0701

平日 12:00~20:00
土日祝日 11:00~19:00
定休日/水曜日

http://runplus.exblog.jp/

| トレイルラン | 23:44 | TOP↑

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[全力男子]kazooさんにトレイルランについて教えて頂きました

寒いですね!ここ数日で一気に気温が下がってきました。
今朝は氷点下だったのだいうニュースを見て一層寒く感じました(笑)。
かえって数字で見ないほうがよかったかも…なーんてσ( ̄∇ ̄)。

どうぞお風邪など召されませんように。


さてさて…
先日、全力男子のkazooさんとお会いしました。

お送り頂いたOSJ八ヶ岳スーパートレイル100マイルレースのレポートを拝見し、もっとその競技や競技にチャレンジする想いなどを知りたいなと思ったことはもちろんですが、なによりも[ご縁でつながる異文化交流ネットワーク]のALL DREAM NETですから、実際に楽しまれているkazooさんにトレイルランの魅力を語って頂き、このブログを通じてさらにトレイルランを伝えるお手伝い出来たらいいな…と思ったのです(問題は私の文章力の方ですが…)。


kazooさん、お疲れのところ、またお忙しいところ
お時間を取って頂きましてありがとうございました。
今度は私達もそちらまでお伺い出来ればと思ってます(^o^)/


1211IXY_128.jpg
どりぷろくん旗を持って下さいました。
kazooさん、ありがとうございます!

1211IXY_125.jpg
サインも入れて頂きましたよ〜!
パワー頂きました♪


実際お話しを伺ってみて思ったのは…
やはり、究極の自己責任なんだなということ。

私自身レポを拝見して、自分なりに想像はしてたんですが
実際に直接お話しを伺うともっともっと深かったです。
(…といいつつ、まだわかってないことだらけですが)。

本当に聞けば聞くほど、
自然を前に人間力をトータルで必要とされるスポーツだなぁと思ったし、
準備力、適応力、臨機応変さ、メンタルの強さ…などなどが必要とされる
というのはすごいなぁ感じたので、
私自身の素直な感想として、

[このスポーツをされている方、講演とかされたらいいですよね。
 すごく響くことが多いんじゃないかなと思うんですけど。]

とkazooさんにもお話ししたのですが、
実際、講演活動をされてる方も結構いらっしゃるそうです。
納得!

だって私もkazooさんのお話し聞いて
すごくまだまだ頑張れる!と思いましたもん^^。

子供達に対してはもちろんですが、
個人的には大人というか、
ビジネスをされてる方にもとても響くんじゃないかなと思いました。



さて、そのトレイルランですが、
一口にいってもいろんなパターンがあるそうです。
短い20キロ弱のコースから、それこそ先日の160キロのような
夜通し行われるレースもあれば、
世界には1週間くらいかけて行うレースもあると教えて頂き
(しかも砂漠…)驚愕しました(@@)。


日本でも、まだまだ東日本に比べると
西日本は大会自体も少ないそうですが、
広島では白竜湖などでもトレイルランが開催されてるそうです。
多くの方が楽しまれているのですね。
http://www.mihara-trailrun.com/



で、実際に具体的なお話しを伺っていると…
なるほど!のオンパレードでしたよ。
すごく楽しかったです。

1211IXY_136.jpg
雑誌を見せて頂いたのですが、
中に出てくる景色も本当にすばらしい!

kazooさんがおっしゃられていましたが、
レースでこういった景色を自分の目で見れたときの達成感って
やっぱりすごいんだろうなと思います。
景色が変わるとおっしゃられていましたが、
そこに行ってみないと見えないものがある…そうなんでしょうね。

いろんな種類の雑誌が出ていて、店頭にも並んでいるようです。
ぜひお近くの書店でチェックしてみて下さいね。



事前準備のお話しは
以前レポにも書いてくださっていましたが
本当にここまで考えるんだ〜と改めて気付かされます。

装備や、持って行くものひとつにしてもそうですが、
地図や天候の読みも。
そしてランのペースも。
あらゆる自体を想定し、すべて事前に準備し、
自分で考えるベストを尽くされているんだなと感じました。

さらにさらに、
もちろん準備しているから絶対大丈夫とは限らないわけで…。
起こりうることももちろん想定範囲を超えることもあるし、
イレギュラーなこともおこるかもしれない。
動物との遭遇や急な天候の変化などもあるだろうし、
もっとも体調の変化だってある。
私が想像つかないようなことも一杯起こるんだと思います。
それでもその都度、対処出来るのは自分だけ。
その場での臨機応変な判断と対応の力も必須になってくるし
適応能力も必要なんだなと思いました。

そして夜通しのロングコースの場合など、
夜ひとりで山の中にいるわけですから、
いわば、いくらでもネガティブになれる環境だと思います。
そこで自分自身前に進み続ける力…は
やっぱりメンタリティの強さは必要なんだろうなと思ったりしました。
いや〜そう考えると、選手のみなさんを尊敬しちゃいます。


さて、いろいろと見せて頂きましたよ(^o^)/

1211IXY_133.jpg
ドリンクやバー、ジェルなど
食べ物や飲み物でもいろんなタイプが。

ジェルタイプ、珈琲味とかコーラ味とかいろいろありましたよ。
パワーバーはランなどでもよく見かけてたんですが、
その他のものは初めて見るものばかりでおもしろかったです。

コンパクトに必要なものがきちんと詰められたカタチになってるんですね。

今回の八ヶ岳スーパートレイルでは氷点下になり、
ジェルも凍って吸いにくくなるという状況だったそうです。
(ジェルがそんなことになるんですね。驚き!)

1211IXY_134.jpg
これが今kazooさんがよく使われる
アミノ酸だそうです。
水に溶かして飲むスタイル。


また今回のレースでは、
iPhoneなども氷点下だと自分で勝手に
シャットオフ(自動電源オフ)になることを
体験されたということも教えて頂きました。
iPhoneってそんな機能があるんですね。賢い…。
でも使おうと思ったときに使えないというのは辛いですね。
いざというときの連絡とか。

やはりそう考えると、ドコでも頼れるのは自分自身なんですね。
過信せず、それでも果敢に攻める。
…なんて言うことは簡単ですが、
シンプルだけどこれをやり遂げる人はやっぱりすばらしい。


こういったお話しを伺っている間
代表Hiroはビジネスにおける自己責任とだぶらせて
このスポーツにわくわくしていましたよ。
確かに、フリーランスにはそういう部分は強いかなと思います。
やっぱりビジネスマンへの講演はよさそう〜。



先ほどの本や食べ物なども含め
重たいのに持ってきて下さったkazooさん。
「トレーニングになりますから」なんて言ってくださいましたが
(本当にありがとうございます(涙)。)
ナマで見せて頂くことで、本当に少しずつでも
トレイルランを身近に感じることが出来ました。

1211IXY_137.jpg
通常持ち物を減らせない(カバンが重たい)私としては
このバック、想像してたよりも小さいんだなと思いました。
私のバックはホントに重いんです(荷物持ちすぎ)!

…なんてそんな話はどうでもいいんですが、
こんなに全部コンパクトに準備されるんだなぁって。
雨の準備も寒さ対策も含めて…うーん、すごい。
(いろんなタイプがあるようですよ^^)

でも考えたら、大きな荷物=負荷だから当然
そこも考えないとなんですよね。うーむ。


さらに私にとってもうひとつ、へぇ〜と思ったのがお水。

1211IXY_139.jpg
これはバック背中部分に点滴の袋のようなものに入れて
チューブで吸うスタイルだそうです。

もちろんボトルタイプを持ってもOK。

この袋に水も1リットルとか結構な量が入るわけですが、
たくさん入れると、当然その他の荷物を入れるための
カバンの容量が減るわけで、そこもまたバランスなんだそうです。
容器フル満タンにしておけばいいってものじゃないのがおもしろいというか、
またこれも判断力を要しますよね。

kazooさんはこのチューブもボトルも両方使われるそうですが、
やはり時においては、ボトルタイプのものは、
手に取り、ふたをあけて飲む…という動作すら
体力を使うことを感じられるのだそうで、
そういう部分ではチューブタイプは便利なんだとか。

確かに、動作ひとつでも、
ほんの少しのことでも後から響いてくるかもしれないですものね。


…でもそう思えばですよ。
日常生活で[この動作、体力使うからこっちにしよう]とか
そこまで深く考えて動くってことがないですよね。
大がかりな荷物を運ぶとかならともかく、
ペットボトルのドリンクを飲むなんてことで
そこまで思うことなんて…少なくとも私はないですね。
ペットボトルあけることへ体力を感じることもないですし。
ありがたいことに健康であるからこその
当たり前でもあるんでしょうけれども…。

でもこれがね、個人的にものすごく衝撃的でした。
無駄なことを出来るだけそぎ落として
無駄・ムラ・無理のないように!なんてよく言われますけど、
動作の無駄までとは!

すごくないですか?
なんだか私日常で何も考えてなさ過ぎな気がしてきたんですけど(笑)。
でも衝撃的で、おもしろかったです。


また、究極という意味では
汗をかかない程度のベストバランスまで考えて
走られる方もいらっしゃるのだというお話しも伺ってまたまたビックリ。

汗をかくと服が濡れる
 ↓
冷たくなって身体が冷える
 ↓
体力を使う

という図式になるため、
自分で汗をかかないようにして…ということなんだそうですが、
そんなことまで出来るんですか!?とこれまた驚愕。
理論的にはもちろんわかるんですけど、
でも汗って出ちゃうものですよね?
自分を知ることもそこまで行くとすごい。
個人差があることだからこれは自分でしかわかり得ないですし。
自分で体験してベストバランスを身につけるってことなんでしょうけど
すごすぎます!


いやーやっぱり、選手の皆さんを応援するときも
こういうことひとつでも知るとまた違いますよね。

私自身、今回お話しを伺って本当に楽しかったし、
今後もぜひ応援していけたらいいなと思いました。


kazooさん、本当にありがとうございました。
あっという間に時間が過ぎていった感じでしたが、
kazooさんを通じてトレイルランを知る機会が出来たこと
またkazooさんを応援していろんなことを感じれていること
すごくうれしく思います。

今後も応援させていただきます!
皆様、応援よろしくお願いします♪


「レースを思わず忘れそうになるくらいの景色との出会いがある」とトレイルランのことを語られていたkazooさん。世界の頂点ともいわれるヨーロッパはモンブランのレースも3-4年くらいでチャレンジ出来るようにしていけたらとのことでした。夢に向かってファイトです(^o^)/

今後もいろんなレースに参加されてみての思われたことなど教えて下さるとうれしいです。さらにトレイルランの魅力も思う存分伝えて下さいね!
kazooさんの今後のますますのご活躍をお祈りしています。


以前もお知らせしましたが、
kazooさんの次のレースについてのコメントを
こちらでもう一度ご紹介しておきますね!

次回の大会予定は、12/9 京都三十六峰マウンテンマラソンです。
京都の東山から伏見までの山路約30km、参加者は1200人の大きな大会です。
八ヶ岳とは違って、短い分ハイスピードなレースになります。
一ヶ月切っていて調整は厳しいかもしれませんが、また精一杯頑張ります!

ガンバ(^o^)/



<おまけ>
持ち物を見せてくださっているとき、くま鈴(くま避けの鈴です)を見せてくださったkazooさん。鳥取のレースで、実際にクマが出るコースでクマに遭遇したときのレース前に対処方のレクチャーまであった(実際出るってことですね)とお聞きして思わず…

[あの、それってどんな対処方法ですか?
 死んだまねとかじゃないですよね?]

…とアホな質問をした私。だってよく昔から言われてませんか?
しかしそんなオバカな質問にも笑って応えてくださったkazooさん。
やっぱり懐が深いです。ありがとうございます。


ちなみに答えは…
死んだふりじゃなくて(笑)、背中を見せず、前をむいたままゆっくりと後ずさりする…だそうです♪勉強になりました!


この記事、文章が長すぎてkazooさんのお話しがちゃんと伝わったかな…と思ったりしますが(ボキャブラリーの貧困さがっ!すみません〜〜)、もっと文章を上手にまとめれるように頑張りたいと思います。

| トレイルラン | 18:25 | TOP↑

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【Reply】kazooさんよりレース後のレポートを頂きました!

全力男子 トレイルランナー kazooさん宛の応援メッセージを書いてくださった皆様、どうもありがとうございました。

kazooさんから、第1回OSJ八ヶ岳スーパートレイル100マイルレースのレポートを頂きましたので早速ご紹介します。ぜひぜひご覧ください!!

皆さんたくさんの応援ありがとうございました。
11/3,4に、第1回OSJ八ヶ岳スーパートレイル100マイルレースに
行って来ました。

結果は、27時間、150キロ地点でリタイヤとなりました。
完走率は27%、今までみたことも聞いたこともない過酷さを物語る数字です。

3日午前5時、氷点下5度の中、約500人のトレイルランナーがスタート。
日が沈むまでの約12時間は、八ヶ岳の紅葉の中を走り、白く雪化粧した日本アルプスや遠く富士山まで眺められる気持ちの良いレース。
(といっても、山路はきつい)

第2関門、96km地点には、13時間台、38位で到着しました。
この時点で下りも思うように走れないほど疲労していましたが、ここからが一番危惧している、深夜の極寒になるであろう峠越えが待っています。
気温は、山の中ということもあり、日が沈む前から氷点下になっていました。
だんだんと標高があがり、気温は氷点下10度まで下がりました。
風が吹けば、体感温度はさらに下がります。

ドリンクは凍りつき、寒さと睡魔と疲労で、たくさんの幻覚を見ながら、ふらふらと進みました。右膝も痛め、ポール無しでは前に進めないほどでしたが、止まったら本当に命が危ない状況。
一晩中、今にも止まりそうなスピードで、朝になるまで進みました。

ポールを松葉杖のようにして進み、峠を越えて、150キロ地点、残り10キロ地点で、倒れこみ、もう起き上がる事ができませんでした。
地元尾道や、長野の友達がゴールで待っていてくれていましたが、そこに戻ることができず、サンバイザーで顔を隠して、泣きました。
そのまま、病院へ運ばれました。


この大会にエントリーしての2ヶ月間、本当に本当にこれ以上は出来なかったといえる準備をして来ました。八ヶ岳にかけて、ランニング800kmや、体脂肪率8%などなど、難しい課題をたくさん克服しました。練習で金メダルを取れば、完走できると信じてました。
なので、リタイヤを決めた時は、言葉に出来ないほど悔しかったです。
しかしリタイヤして分かった事は、完走出来なくても何も失ったものはなくて、それ以上に、最高のパフォーマンスで臨めたこと、ベストを尽くして、そして力尽きるまで出し切れたことで、完走と同じくらいの達成感を得ることが出来ました。中途半端な練習でも完走できたのなら、それはただの時間潰しです。


また復活します。
会心のレースが出来るよう、また毎日を頑張ろうと思います。


__.jpg
145kmの最終関門を、2日目の朝に通過。右膝はもう動かせません。

image_20121111002559.jpeg
50km付近。レースでは誰よりも楽しみ、誰よりも楽しませるがモットー。

kazooさん、本当にお疲れ様でした。
そしてレポありがとうございます!!


個人的な話で恐縮ですが、
実はこのレポートを頂いてブログ記事にさせて頂いているとき
kazooさんの言葉になにか自然と涙が出てしまいました。

もっと私も自分のやるべきことを頑張れるんじゃないかと思いました。
パワーすごく頂きましたよ。

本当にすごい過酷なレースですね。完走率が27%って…。
ドリンクが凍り付く状況で、疲労もある中、一晩中前に進むだなんて、
想像を超えることばかりで、本当にただただすごいです。

そして何よりすばらしいなと思ったことは、

しかしリタイヤして分かった事は、完走出来なくても何も失ったものはなくて、それ以上に、最高のパフォーマンスで臨めたこと、ベストを尽くして、そして力尽きるまで出し切れたことで、完走と同じくらいの達成感を得ることが出来ました。中途半端な練習でも完走できたのなら、それはただの時間潰しです。

…本当に自分の心に刺さりました!!

Hiroを通じて様々なプロの方にお話しを伺う機会がありましたが
やはり事前準備力が半端ないといつも思わされます。
kazooさんもそのプロフェッショナルなスピリットがすばらしい、
本当にそう思いました。

当日だけのことじゃない。
それまでにどれだけ本気でやってきたか…。
それによって当日の感動や達成感が変わるものなんだなと
改めて気付かせて頂きました。

この言葉すべてにkazooさんがされてきたことの重みがあるのだと思います。

やっぱり実際に行動にうつされている方の言葉はすごいです。
本当に本当にお疲れ様でした。

kazooさん、今後もぜひぜひ応援させてくださいね!


私はkazooさんを通じて初めて、トレイルランの存在を知りました。
こんな競技があったことは全く知りませんでした。
でも知ることが出来てよかったと思います。

そしてkazooさんの頑張りを応援させて頂けてうれしいです。
…とはいえ、応援しながらむしろこちらの方がパワー頂いてたなと思います。
人間ってやっぱりすごい!そんなことを身近に感じさせて頂きました。

kazooさん、ありがとうございます。
ますますのご活躍お祈りしていますね!!
ぜひ、今後もレポをお待ちしています。


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追記

ここまで書いているところに再びインフォを頂きました。

次回の大会予定は、12/9 京都三十六峰マウンテンマラソンです。
京都の東山から伏見までの山路約30km、参加者は1200人の大きな大会です。
八ヶ岳とは違って、短い分ハイスピードなレースになります。
一ヶ月切っていて調整は厳しいかもしれませんが、また精一杯頑張ります!

また新たなスタートラインに立たれているのですね。
マウンテンマラソンというレースもあるんだと
またまた初めて知りました。

kazooさん、応援しています!!

皆様、今後とも応援をどうぞよろしくお願い致します。

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